2010年11月21日

第590話 弟よ

こんにちは(^-^)

数日振りの更新になりますが、前回でエースとルフィの幼少期の話は終わり、今回からいよいよマリンフォード後の展開になってきます。

が、やっぱり悲しい事件の直後なだけに、その悲しさを引きずった話になってますよね(´;ω;`)

特にエースファンの方は多いと思いますので、結構辛かったのではないでしょうか。。

そんな感じの今話ですが、早速見ていきたいと思います。


マリンフォード頂上決戦直後、白ひげの死が世界各地に与えた影響は大きく、イーストブルーの辺境フーシャ村にさえ海賊が出没するようになっていた。

ガープはそんなフーシャ村を訪れるが、目の前のエースを守れなかったことに対し、ダダンに激しく責められることになる。

一方、新世界ではシャンクスによって海軍の手に渡るのを免れたエースと白ひげの亡骸が埋葬され、2人の墓標が建てられる。

そして女ヶ島で悲しみにくれ続けていたルフィは、ジンベエの叱責によりようやく少し前を向き始める。。。


いや〜…重い話になってますねぇ(;´Д`)

無理も無いですよね、、戦ってる場面は全体が動いてるから展開も激しいんですけど、いざ戦いが終わると動きも止まって変化だけが浮き彫りになってしまいます。

そんな少し落ち着いた空気の中で、改めてエースと白ひげの死というものを突きつけられるわけですから、重い話になって当然ですよね。

五十九巻で幼少期の話に入る前も戦争直後の様子は少し描かれていましたが、本格的に描かれるのは今話からになると思います。

まずはガープでしたね。

白ひげの死により各地で海賊の動きが活発になってきたのでガープも気になったのでしょう。

ルフィの故郷フーシャ村の様子を見に行ってます。

そこでダダンから激しく責められることになりました。


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もちろんダダンにもガープの気持ちは痛いほど分かってると思いますが、何かに当たらないと耐えられなかったんでしょうね。

子供の頃から3人の面倒をみてきたダダンにとって、エースの死というのは相当ショックだったはずですから。。

それが分かってるからガープも何一つ抵抗してません。

ここにも2人の信頼関係というのがよく出ていると思いました。

そしてそれはマキノさんにとっても同じですよね。


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この回想シーンは個人的にちょっとたまんなかったです。゚(゚´д`゚)゚。

3人のお姉さん的な存在であったであろうマキノさんにとってもエースの死というのは独特の思いがあったと思います。

ルフィ、ガープ、ダダン、マキノさん…エースとの関わりが深ければ深いほど悲しみも深くなるのは当然のこと。。

最後にダダンは心の底から叫んでいます。


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おそらくこれはダダンだけじゃなく、ガープ、マキノさん、そしてたぶんウープ・スラップ村長もみんな同じ思いに違いないと思います。

一方、新世界では白ひげ海賊団、そして赤髪海賊団によって白ひげとエースの弔いが行われていました。


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この1コマ、載せようかどうか迷ったんですけど、やっぱり何か象徴的なものを感じましたので載せておきます。

こちらも家族を失った悲しみというのはフーシャ村の人達と何ら変わりは無いと思います。

特に白ひげ海賊団にとって、白ひげを失うというのは一味が崩壊しかねないほどの出来事ですもんね。。

そしてここにもフーシャ村の人と同じぐらいルフィのことを心配してる人物がいますよね。


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人に恵まれるということがどれだけ大切なことか、というのを痛感しますよねぇ…

そしてルフィは間違いなく人に恵まれていると思います。

そういう人は絶対に強いです。

かけがえの無い財産を持っているということですから。。

少し話は変わりますが、この場面での白ひげ海賊団のシャンクスへの慇懃な対応。

新世界でのシャンクスの大きさというのがよく分かりますよね。

白ひげ海賊団は白ひげを失ったとはいえ、それまで世界最強といわれていた海賊団ですよね。

もちろん、シャンクスの手によって白ひげとエースの亡骸を海軍から取り戻せたというのもありますが、それだけではないと思います。

もしかしたらシャンクスって、今僕が思ってる以上に大きな人物なのかもしれません。。

そして、所変わって女ヶ島。

未だ悲しみに暮れるルフィは、今まで見たことも無いほど乱れてしまってます。

エースの生前、インペルダウンの監獄内でルフィのことを頼まれたジンベエはどんな気持ちでルフィの傍に居たんでしょうか。。

脱獄して以来、特に何を言うこともなくずっとルフィをサポートし続けてくれていたジンベエですが、ここで初めて正面からルフィと向き合ったんじゃないでしょうか(´・ω・`)


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新世界で活躍する海兵や海賊は、ルフィのことを「ドラゴンの息子」、「エースの弟」と呼んでましたよね。

ジンベエはずっと「ルフィ君」と呼んでいました。

そんなジンベエがこの場面で初めて「ルフィ」と呼んでますよね。

ウォーターセブンの一件以来、ロビンが麦わらの一味の呼び方を変えたのと同じだと思います。

もしかしたら、ジンベエは新世界の海賊の中で初めてルフィを認めた男なのかもしれませんね。

と同時に、ルフィに大切なことを思い出させてくれましたよね。


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僕達も忘れがちなことだと思うんですけど、無いものや失ったものばかりを考えて、ついつい今あるものの大切さというものを考えないんですよね。

この場面でこれを思い出させてくれたことはとても大きなことだと思います。

この瞬間、ルフィにとってのジンベエの存在というのは特別なものになったんじゃないでしょうか。

ルフィはここでも人に恵まれました。

そして仲間の存在を思い出したルフィを見て、ジンベエは監獄内でのエースの言葉を思い出します。


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― 何があっても大丈夫さ


何があっても…

もしかしたら、この「何があっても」の中には、自らの死というものも含まれていたのではないでしょうか。。

アラバスタでルフィと再会するまで、エースの中ではルフィはまだ半人前の泣き虫な弟だったみたいですね。

でもエースがアラバスタで見たルフィは、もう半人前で泣き虫な弟ではありませんでした。

この時のエースはどんな気持ちだったんでしょう。。

もちろん、当時のエースはティーチを追ってる途中でしたよね。

そして監獄内でこの話をしてるエースの表情。

もしかしたら、白ひげの制止を振り切ってティーチを追いかけたエースは、既に命を捨てていたのかもしれません。

ずっと一緒の海賊船に居たわけですから、エースはティーチと対峙することの危険性を十分に分かっていたはずです。

ただ半人前のルフィのことが気がかりだった。

だからティーチを追っている道中、ルフィのことも探してましたよね。

一目会って、ルフィの成長を確認したかったんじゃないでしょうか。

自分がいなくなっても大丈夫な男になっているかどうか…

そして出会ったルフィは成長し、仲間がいた。

それを見たエースは安心して自らの命をかけたんじゃないかなぁ、って思います。

どちらにせよ、白ひげの死、そしてエースの死というのは色んな人に大きな影響を与えるものでした。

幼少期の話を知り、エースのルフィへの思い、ルフィのエースへの思いというものがよく分かっただけに、すごく心に残る話でした。。



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posted by takempo at 22:05| Comment(2) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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